採用情報先輩社員インタビュー

仕事内容について教えてください。

主原料となるビレットの在庫管理と押出工程における製造管理が私の主な仕事です。ビレットには成分値やサイズの異なるさまざまな種類があるので、製造にあたってどの種類のビレットが何トン必要なのかを正確に把握するように努めています。押出工程における製造管理では、押出時に発生する不良の原因を突き止めて対策を講じたり、金型ごとに押出条件を設定したりして、スムーズな生産体制を整えています。

仕事で心がけていることは？

わからないことがあれば人に聞く前に、まず自分で考えてから取り組むようにしています。なぜなら、一度自分なりに立てた仮説を検証してみることで新しい発見や考える力が身についていくからです。上司や他部署の担当者に相談する際も、私の見解や検証結果を伝えられるので、具体的に踏み込んだアドバイスをいただけるメリットもあります。

入社を決めた理由は？

アルミニウムは加工性が良く、リサイクル性にも優れているので、将来さまざまな分野での活用が予想されています。そんなアルミニウムの押出専業メーカーであれば、これから面白い仕事ができるだろうと考えて入社を決めました。

学生時代の経験で役に立っていることは？

大学では金属、非金属、セラミックなどの材料の特性や強度について学びました。アルミニウムは強度が求められる建材などに多く使われているので、大学で学んだ知識が実務で生かされています。各製造工程の仕組みや原理についても理解しやすかったです。

職場の雰囲気や人間関係は？

新人にも責任ある仕事を任せ、たとえ間違えたとしても手厚いフォローで人を育てようとする職場です。先輩たちから積極的にコミュニケーションを図ってくださるので、相談しやすい雰囲気があると思います。私が先輩たちから教えてもらったことを、これからは後輩たちへ少しずつ教えていきたいですね。

入社を検討している学生に向けてメッセージをお願いします。

仕事では大学で学んだ知識や技術を生かせられる場面もありますが、ほとんどが初めてのことばかりになると思います。それでも若手社員が活躍できるのは、先輩方による手厚いサポートと、会社が外部講習会や研修などに参加する機会を用意してくれるからです。入社してから学んだことの方が重要になってくるので、アルミについて詳しく知らなくても、やる気さえあればすぐに仕事を覚えられると思いますよ。